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『おおきく振りかぶって 第148回 4市大会 19』ネタバレ感想

おおきく振りかぶって(30) (アフタヌーンKC)

 

前回、腑抜けてしまった三橋に対して喝を入れる阿部。

崎玉に逆転を許した西浦は、反撃を抑えることができるのか。

 

今回は、そこから始まります。

 

 

 

 

 

第148回『4市大会 19』

 

三橋の投球に変化がないことを確認してひとまず安心する阿部。

崎玉は逆転こそしましたが、西浦は一回で五点もとっているため、一点でも追加点がほしいはず。

 

阿部は再びボールを要求して相手の様子を伺います。

これを九番の古沢は振りかけますが、判定はセーフ。

 

スクイズはないと判断し、今度は振らすために同じ軌道でスライダーを要求。

すると古沢はこれを空振りし、打たれないと三橋が意外そうです。

 

阿部は次は打たすと、同じコースに今度はカーブを要求します。

一方、古沢は追い込まれたら打てないと自覚していて、次のボールを打つ気満々です。

 

来た球に対して古沢は振りますが、打球はボテボテの当たりでサードに飛び、田島はランナーを警戒してから一塁に送球してアウト。

これで二死となり、西浦は一塁でアウトをとるよう阿部から指示が出ます。

 

三橋は訳が分からなくてもなんとかなってしまい、改めて阿部のすごさを思い知り、彼の言う通りに投げようと思います。

一方、阿部は投球に全く影響がないことから、メンタル的に問題ないのではと考えていました。

 

二死で迎えるのは、一番の杉田。

西浦はもう一点だと気合を入れ、二点差であればまだ勝機はあると、モモカンは三点目は防ぎたいと思っていました。

 

阿部は今日四度凡退している杉田に対して楽にいこうと、内角のシュートから攻めます。

これを杉田がスイングしてストライク。

 

予想外にストライクがとれたことで、阿部は今度は真ん中からボールになるカーブを要求します。

しかし杉田は気負い過ぎてこれもスイングしてしまい、これでツーストライク。

 

西浦ベンチはますます声援を送り、杉田もさらに気合を入れます。

阿部は打たせるまでもないと外に要求しますが、三橋は手を出すだろうかと疑問を覚えます。

 

しかし、阿部に従うと言われた通り投げ、杉田はこれを空振り。

チェンジとなりベンチに戻る西浦ナインですが、阿部は三橋に声を掛けます。

 

その時の三橋の笑顔は不自然なものでした。

 

 

 

八回の裏の西浦の攻撃。

 

まずは二番の沖。

一方、ベンチでは阿部が三橋に言います。

 

お前がなんか違うと思うなら、サインに対して首を振れと。

沖は外野フライに倒れてしまい、迎えるのは三番の巣山。

 

ベンチでは阿部と三橋のやり取りが続いていました。

田島と三橋がバッテリーを組んだ時、三橋が田島に首を振ってよかった、怪我をした阿部に対して『オレを頼ってくれ』と言ったことを持ち出します。

 

三橋はこの言動を反省しますが、阿部はそれで納得するわけもなく、田島には首が振れて自分には振れない理由を聞きます。

すると、阿部はすごいと三橋はベタ褒めで、阿部も恥ずかしそうです。

 

巣山も内野ゴロに倒れてしまい、二死で迎えるのは四番の花井。

キャッチャーの石浪はまず外角高めを要求し、花井がこれを見送ってボール。

 

踏み込んだことで、外待ちだと判断。

今度は内角を要求して空振りを奪うと、ピッチャーの佐倉は嬉しそうです。

 

花井は球速に負けないようにと備えますが、次に来た球は落ちるボールで、これを打ち上げて外野フライで三死チェンジ。

ベンチから出る際も阿部は三橋に対して、二人でやっているのだから二人分の力を合わせた方がいいに決まっている、今できないならできる方法を考えるのだと言い、二人は守備につきます。

 

三橋は阿部の言葉に思わず涙を流し、それを拭くと気合の入った表情でバッターと向き合います。

崎玉の攻撃は二番の上村で、二点差では何が起こるか分からないともう一点を狙っています。

 

阿部は前の打席のセーフティバントを警戒してファースト、サードに指示を出すと、ここまで球種かまわず内角に手を出していると上村を分析。

三橋もセーフティ以外は打たれていないと強気で、真ん中から外に逃げるカーブを引っかけさせて、ファーストゴロで一死。

 

次に迎えるのは三番の沢村で、佐倉の前にランナーは出さないと、バッテリーは外のボール球を選択。

一方、沢村も佐倉の前に出ると意気込んでいます。

 

 

感想

 

西浦バッテリーの絆がより強固となり、逆転に向けて勢いづいてきました。

しかし、崎玉も負けられないと気合十分で、まだまだ何が起こるか分かりません。

 

まだまだ試合の展開が動きそうなので、次の話に期待です!