百本文庫~夜更かしのお供に~

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映画『ヴェノム』徹底ネタバレ解説!あらすじから結末まで!

ヴェノム:リーサル・プロテクター (ShoPro Books)

 

本日、UVERworldの主題歌を映画館のスピーカーで聞きたいという邪な理由で本作の吹替版を観賞してきました。

結論からいうと、ヴェノムが宣伝通り、いわゆる悪役なのに愛嬌たっぷりで、とても気に入りました。

 

主題歌についてはこちら。

UVERworld『GOOD and EVIL』の意味とは?カップリングも含めて解説! - 百本文庫~夜更かしのお供に~

 

すでに諸外国では日本に先だって公開されていて、なかなかの酷評を受けていますが、個人的には十分に楽しむことが出来ました。

ただ、僕は映画のスパイダーマンを見たことがあってもファンではないので、そういった目線から見るとまた意見が違ってくるのかもしれません。

 

これから見に行きたいけれど、面白いのだろうか、そうでもないのかと悩まれている方もいると思います。

そこでこの記事では、そんな本作の魅力をあらすじや個人的な感想を交えながら書いていきたいと思います。

 

ネタバレになりますので、まだ観賞していないという方はご注意下さい。


 

 

 

観賞後の感想

 

『PG12』に指定されていますが、そこまで過激な描写はないので、心臓の弱い方、もしくは余程暴力シーンが苦手でなければ、問題なく観賞できると思います。

アクション映画に分類されますが、アクションシーンが目立ち始めるのが中盤以降で、序盤は地球外生命体『シンビオート』について、それからライフ財団の非人道的な行いがメインとなります。

 

そのため、ヴェノムに期待する人からしたら、前半はかなり物足りないと思います。

しかしシンビオートがエディに寄生し、ヴェノムを名乗るあたりからはグッとスピーディーになりますので、ご安心ください。

 

最初は正体不明で、恐怖を感じさせるヴェノムですが、次第に彼がエディと似た境遇であること、エディのことが気に入っていることが分かり、とても親近感が湧きます。

外見に似合わず茶目っ気があり、男気があるところが憎めません。

 

展開について、早々にシンビオートの弱点が明かされるので、予想するのはそう難しくないと思います。

それは良いのですが、最後の地球の存続をかけた戦闘について、少し駆け足だったところが物足りなく感じました。

 

ロケットの打ち上げまでの時間が五分間だったため、仕方ない部分もありますが、もう少し意外性があったりすると、最後まで驚きが続いてより面白かったと思います。

また、最後に続きを予感させる描写で終わるので、もしかしたら続編が発表されることがあるかもしれません。

 

 

あらすじ(完全ネタバレ)

 

ここからは具体的なあらすじに入っていきます。

記憶が曖昧な部分もありますので、あくまで参考程度に読んでください。

 

 

地球外生命体

 

ライフ財団の打ち上げたロケットが地球に帰還時に墜落。

四体の地球外生命体・シンビオートを回収したはずでしたが、中には三体しか残っておらず、一体は脱走します。

 

救助員は一名の生存者を発見しますが、その人はすでにシンビオートのライオットに寄生されていました。

ライオットは救助員に乗り移ると、ライフ財団を目指して乗り移りを繰り返しながら移動を始めます。

 

一方、記者のエディ・ブロックはライフ財団のリーダーであるカールトン・ドレイクに取材します。

彼は、事前に恋人で弁護士のアン・ウェイングのパソコンを盗み見て、ライフ財団の死者を出すほどの非人道的な実験についての情報を掴みます。

 

それを基に予定になかったインタビューを始めますが、取材は即刻中止。

ライフ財団の根回しによってエディは仕事をクビになり、恋人のアンもまた仕事を失い、彼と別れます。

 

それから半年後。

失意に暮れる中、ライフ財団の研究員であるドラ・スカース博士から、財団の悪事を世間に公表したいという申し出を受け、彼女の協力のもと、研究所に潜入します。


 

 

寄生

 

ドラが警備員に対応する中、一人で研究室に入るエディ。

そこには非人道的な実験をしていたことを示す証拠が山ほどあり、写真を撮りながら奥に進みます。

 

すると、知り合いのマリアという女性が被験者として捕まっているのを発見。

ロックを解除しようとしますが、逆に警報が鳴って侵入したことがバレてしまい、力ずくでガラス張りのドアを破壊します。

 

ところがその瞬間、マリアはエディに襲い掛かり、彼女に寄生していたシンビオート・ヴェノムが彼に乗り移ります。

ヴェノムに寄生されたエディは驚異的な身体能力を獲得し、なんとか追手を振り切ります。

 

それ以来、自分のうちから何者かの声が聞こえるようになり、やがてそれが地球外生命体であることを知ります。

そのシンビオートはヴェノムの名乗るのでした。

 

 

追跡

 

シンビオートが一体いなくなったことを知ったカールトンは、ドラから侵入者がエディであることを聞き出し、彼女をシンビオートの被験者として始末。

その後、エディを回収するために追手を放ちます。

 

エディは追手を振りきりながら、シンビオートたちのことを聞かされます。

彼らには別の星に何百万という同胞がいて、カールトンらは自分たちの意思でシンビオートを回収したと思っていますが、実はシンビオートたちが人間を選んだのだといいます。

 

そして、カールトンを利用して残りの同胞も地球に連れてきて、人間を食い尽くす計画を建てていました。

ところが、ヴェノムは同胞の中で負け犬という立ち位置で、ここでなら生まれ変われると感じていました。

 

そこで、エディと協力してシンビオートたちが訪れるのを阻止するために、ライフ財団を目指します。

ところが、途中でアンと彼女の新しい恋人のダンと出会い、その奇行から病気を疑われ、ダンの働く病院で検査をするよう勧められます。

 

そこでヴェノムが寄生していることが判明。

ヴェノムは邪魔をするダンを排除しようとしますが、アンはMRIを起動。

 

特定の周波数が苦手であるシンビオートのヴェノムは強制的にエディと分離させられ、MRIに隔離されます。

エディはその場を離れますが、ライフ財団の追手に捕まってしまいます。

 

一方、ヴェノムは通気孔から脱走。

アンに乗り移り、エディを追いかけてライフ財団に向かいます。

 

 

阻止

 

捕らえられたエディ。

そこで彼は、カールトンもまたシンビオートに寄生されていることを知ります。

 

カールトンに寄生しているのは、シンビオートのリーダーであるライオットで、ライオットはカールトンを利用してロケットを打ち上げさせ、同胞を迎え入れようと考えていました。

用のなくなったエディは、研究所から離れた森の中で始末されかけますが、そこにヴェノムが寄生したアンが現れ、追手を撃退。

 

ヴェノムは再びエディに寄生すると、研究所を目指します。

一方、カールトンは無理やりロケットの打ち上げを指示し、不審に思った研究員を振り切ってロケットの発射スイッチを押します。

 

そしてライオットととして正体を現すと、研究員たちを皆殺しにし、ロケットに向かいます。

発射まで五分しかない中、ヴェノムはライオットに追いつき、壮絶な戦いを繰り広げます。

 

エディとヴェノムの相性がいいのか善戦しますが、圧倒的なライオットの力の前になす術なくやられてしまいます。

これまでと思われましたが、コントロールルームにたどり着いたがアンがシンビオートの苦手な音をスピーカーから出し、一時は形勢逆転します。

 

しかし、油断したエディは背後から腹を刺されて倒れ、カールトンたちはロケットに乗り込みます。

それでもエディとヴェノムは最後の力を振り絞って発射するロケットにしがみつくと、それを破壊。

 

ロケットは爆発し、火が苦手なシンビオートであるライオットは、カールトンとともに死亡。

ヴェノムは落下する際、襲いくる火からエディを守るために盾となり、守られたエディは一人で海に落下するのでした。

 

 

結末

 

事件後、二人で会うエディとアン。

アンは知りませんが、ヴェノムは生きていて、今もエディに寄生して共存していました。

 

しかし、エディはそれを知らせず、またアンに復縁を迫るでもなく彼女の前から立ち去ります。

そして最後、刑務所に収容された囚人から呼ばれ、その囚人と対面するところで物語は終わります。

 

この囚人ですが、名前をクレタス・カサディといい、マーベルコミックにおいてカーネイジというシンビオートに寄生される宿主として登場します。

映画内では、自分が刑務所から出たら、カーネイジが現れると発言しているので、それがそのまま続編になるのかもしれません。

 

 

最後に

 

いかがでしたでしょうか。

確かに残虐なヴェノムでしたが、一方で人間と同じように良いところもあり、人気の高さがよく分かるキャラクターでした。

 

またお目当てだった主題歌『GOOD and EVIL』について、こちらもう文句のつけようがありません。

立体的なスピーカーで聞いたことでより作品との親和性が生まれ、終始鳥肌がたっていました。

 

ファンでもなんでもない僕がいうのも何ですが、見て損はない映画であることは間違いないと思います。

ぜひ劇場に足を運んでご覧下さい。

 

ヴェノム:リーサル・プロテクター (ShoPro Books)

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  • 作者: デイビット・ミケライニー,マーク・バグリー,ロン・リム,高木亮
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