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『おおきく振りかぶって 第146回 4市大会 17』ネタバレ感想

おおきく振りかぶって(29) (アフタヌーンKC)

 

前回、三橋のスクイズで同点まで詰め寄った西浦。

このまま押し切ることはできるのでしょうか。

 

今回は、そこから話が始まります。

 

 

 

 

 

第146回『4市大会 17』

 

三橋のスクイズ成功で勢いづく西浦。

一方、崎玉の監督はたまらず石浪に指示を出し、投手を市原から佐倉に交代します。

 

市原はこの間に頭を冷やすといい、佐倉はまかされたあ!と意気込みます。

ここで迎えるのは、一番の泉。

 

モモカンは佐倉のボールを誰も当てられていないことを懸念しますが、落ちる球を一球投げた以外はストレートだったことを思い出し、速いだけなら打てると指示を出します。

ここで、佐倉が右投げにもかかわらず右打席に入る泉。

 

スイッチヒッターであれば通常、右投げの場合には左打席に入りますが、泉は三塁ランナーを隠し、かつより強い打球を打つためにあえて右打席を選択します。

四球には期待しないと意気込み、石浪も力勝負は望むところだとサインを出し、試合が再開します。

 

佐倉の初球を、泉はバックネットにファール。

今度は外角低めいっぱいに要求。

 

佐倉は右に立たれると狙いにくいとしつつも、外角低めは一番投げやすいとし、その言葉通り、きっちりとストライクを奪い、泉は手が出ません。

ランナーの阿部は振らされるなとアドバイスし、石浪もさすが捕手だと心の内で賞賛します。

 

追い込まれた三球目。

しかし、阿部のアドバイスも虚しく、泉は外角低めの落ちるボールを振らされてしまい、三球三振。

 

残念ながら逆転とはいきません。

ベンチに戻る際、市原は沢に謝りますが、打たれてもそういうポジションだから仕方ないと責めることはせず、はじめからもう一度勝負だと崎玉ナインは今一度盛り上がります。

 

 

 

一方、マウンドに集まる三橋と阿部。

一人もランナーを出さないために手の内全部見せても打ち取ることを確認し、八回の表の崎玉の攻撃。

 

打者は、五番の石浪。

佐倉で残り二回をしのぐなら一点じゃ厳しいと冷静に分析します。

 

阿部は大きな当たりを打たれた外角は避け、内角のストライクを要求。

三橋は見事にストライクを奪います。

 

石浪はすぐにバッテリーの意図を理解し、それなら内側を打とうと意識します。

一方、阿部は見送り方だけでは待ってる球が分からないとし、手を出してもらおうと外側の変化球を要求。

 

石浪は振りかけますが、判定はセーフ。

内外にきて石浪に迷いが生じます。

 

阿部はまだ一球遊べるとして、ここで外角高めのストレートを見せ球にします。

2ボール1ストライクになり、今度はさっきより少し内にいれたストレート。

 

石浪はこれをバックネットにファールを打ち、追い込まれます。

阿部はもう一度外に続けるのも手だが、大きいのが怖いと内角を要求。

 

三橋は阿部のひざを狙って投げます。

その変化球に石浪も対応しますが、小フライになった打球はファーストの沖の前で回転によってイレギュラーな軌道を描き、沖はこれを弾いてしまいます。

 

セカンドの栄口がカバーに向かい、沖は一塁に戻ります。

石浪の足は遅く、微妙な判定に。

 

ところが沖がランナーの石浪にぶつかってしまい、しかも判定はセーフ。

石浪は足を負傷したようで、臨時代走として沢村が一塁ランナーとしてつきます。

 

沖に怪我はありませんでしたが、阿部は足が遅いからわざとやったのではと石浪を疑います。

これには石浪もそう思われると思っていたようで、ベンチに戻るとチームメートにわざとじゃないと釈明。

 

いくら足が遅くても、そんな危険なことはしないと。

疑ってしまった崎玉のメンバー謝り、打順は六番の田中を迎えます。

 

阿部は送りバントだろうと高めのストレートを要求。

打ち上げさせようとします。

 

田中は予想通り、バントの構えをしますが、打球はバックネットに飛んでファール。

阿部はちゃんと前へ飛ばせよともう一度ストレートを要求。

 

しかし、田中はこれもバックネットにファールを打ち、勝手に追い込まれてくれます。

それでもバント練習は人一倍してきたのだと今度は初めからバントの構えをして、阿部もさすがに三球続けてストレートはまずいとサインを出します。

 

田中は阿部のリードを読み、今度はしっかりとバントを決め、一塁ランナーは進塁。

これで一死二塁と、崎玉にチャンスが訪れます。

 

 

感想

 

このまま西浦の流れの続くのかと思いきや、崎玉もそう簡単にはいきません。

再度崎玉にチャンスが訪れ、西浦はこれをどう切り抜けるのでしょうか。

 

まだまだこれからの展開から目が離せません!

 

次の話はこちら。

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