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『おおきく振りかぶって 第145回 4市大会 16』ネタバレ感想

おおきく振りかぶって(29) (アフタヌーンKC)

 

前回、劣勢の状況から西浦が反撃を開始。

崎玉は逆にピンチを迎え、試合の行方はまだまだ分かりません。

 

今回は、そこから話が始まります。

 

 

 

 

第145回『4市大会 16』

 

一死、一、三塁で、打順は七番の水谷。

崎玉バッテリーは一発を警戒し、内角低目を選択します。

 

しかし、ボールは逆の外側に流れてボール。

石浪は細かいコントロールは難しいと判断し、手を出してこないであろうスクリューを要求します。

 

水谷は打つ気満々ですが、しっかりと見送ってボール。

はっきりとしたボールに、石浪は立て直さないとと気を引き締めます。

 

ここで一球けん制をはさみ、次は真ん中にカーブを投げます。

ところがこれも外れ、3ボール。

 

モモカンはこのカウントでも打てと指示。

水谷も気持ちを切らさず、打つ気満々です。

 

追い込まれたバッテリーは、ストライクを優先してストレートを選択。

真ん中にきたボールを水谷はフルスイングし、打球はショートとセンターの真ん中に落ちるシングルヒット。

 

三塁ランナーはタッチアップの準備をしていたため、進塁できませんでしたが、これで一死満塁。

石浪は市原に交代を提案しますが、次の大地にランナーは背負わせられないと市原は続投を宣言。

 

打順は八番の阿部に回ります。

初球から阿部はスクイズの構えをしますが、外れてボール。

 

思った投球ができない市原はいら立っています。

阿部は佐倉に変わる前にもらえるだけもらわないと、と意気込みます。

 

市原はストライクを取ると気を引き締めますが、またしても外角に大きく外れるボール。

これで後逸のイメージが石浪にわいたと感じた阿部は、スクリューを捨ててストレート、カーブに絞ります。

 

するとカーブがきて、阿部はストレートのタイミングからこらえ、フルスイング。

打球はレフトとセンターの間を割り、内野にボールが返る頃にはランナーが二人生還し、なおも二、三塁。

 

これで点差は二点となり、西浦はますます勢いづきます。

石浪はマウンドに行き、スクイズをさせてもいいからアウトを取ると市原は鼓舞します。

 

さらに石浪は外野を前進させ、内野陣も一塁でアウトをとることを意識します。

そこで迎えるバッターは、九番の三橋。

 

石浪は西浦自体、夏の大会の準備に過ぎないと言い聞かせ、市原を信じます。

市原もスクイズなら怖くないと思い切り投げます。

 

すると三橋はフルスイングしますが、空振り。

石浪は打つ気か?とスクイズへ疑念を抱きます。

 

あのスイングなら良くてシングルだと油断しますが、これがモモカンの狙い。

すかさずスクイズのサインを出し、三橋もバントはうまいぞ!と意気込みます。

 

石浪は同じ球を要求すると、今度は全ランナーが一斉に走り出し、三橋はスクイズの構えをします。

ところが市原のボールは外に大きく外れ、三橋はこれを辛うじてバットに当て、ファール。

 

さすがのモモカンもこれには肝を冷やしましたが、しっかり当てられたからと再度スクイズを指示。

三橋も自分はバントがうまいと言い聞かせ、市原の投球を待ちます。

 

市原が投げるとまたしても全ランナーが走り出し、三橋もスクイズの構えをします。

ボールはまたしても大きく外されますが、これを三橋が懸命に転がし、サードは一塁に投げて二死。

 

その間にサードランナーは帰塁し、これであと一点。

二死ですが、ランナーは三塁でまだチャンスはあります。 

 

 

感想

 

高校野球らしい流れで結果が変わる面白い展開になってきました。

このまま西浦が押し切るのか、それとも崎玉が流れを断ち切るのか。

 

まだまだこれからの展開から目が離せません!

 

次の話はこちら。

『おおきく振りかぶって 第146回 4市大会 17』ネタバレ感想 - 百本文庫~夜更かしのお供に~