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『おおきく振りかぶって 第143回 4市大会 15』ネタバレ感想

おおきく振りかぶって(29) (アフタヌーンKC)

 

前回、ピンチをおさえ、反撃に向けて動き出した西浦。

一方、ギアを上げて市原が優勢かとも思われましたが、デッドボールを与えたことで乱れ、西浦にも付け入る隙が見え始めたところから話は始まります。

 

 

 

 

 

第144回『4市大会 15』

 

打席に入る四番・花井。

スクリューを打ってもひっかけるだけなので、外のストレートを引っ張ることだけを意識します。

 

一球目、真ん中から外角に落ちるスクリューでワンストライク。

それでも花井はスクリューには手を出すつもりはなく、石浪は続けて同じコースにスクリューを要求します。

 

二球目も際どいコースにきて花井は見送りますが、判定はボール。

ここで内野ゴロゲッツーを狙って外側にストレートを要求します。

 

狙い通りの球が来ますが、花井は手が出ずに送りますが、判定はボール。

市原は力んでいるようで、石浪は楽に投げるよう言います。

 

2ボール1ストライク。

四番なら打点が欲しいだろうと分析し、失投に見せかけようと真ん中から外のボールになる速いスクリューを投げます。

 

花井は失投と思いますが、すぐに思い直して見送り、判定はボール。

逆にバッテリーが追い込まれます。

 

石浪はインコースを使おうか考えますが、先ほどのデッドボールを考慮して真ん中高めのストレートを要求。

打たれたっていいから思い切り投げるよう言われ、市原も力を込めます。

 

すると花井は見送ることなくフルスイング。

打球はバックネットに当たってファール。

 

フルカウントになり、バッテリーは勝負を挑みます。

西浦に勝つことだけが目的じゃないと意識を変え、四番に投げ勝って自信をつけようと思い切りストレートを投げ込む市原。

 

際どいコースで手が出ない花井ですが、判定はボール。

不本意ではありますが、フォアボールで花井が進塁します。

 

 

 

石浪はタイムをとってマウンドに向かうと、向かっていった結果だから問題ない、四死球を恐れずに行きましょうと市原を鼓舞します。

そして、次の打者に対しても、仮に歩かせても塁を埋めたと思えばいいとポジティブに捉えるよう指示し、ホームに戻ります。

 

一死、一・二塁。

監督のモモカンはチャンスに興奮を覚えつつも、まずは田島に任せます。

 

任された田島は意気込み、四番として今日役割を果たしていない花井は若干落ち込みます。

打席に入る田島の狙いは、コースに関係なくストレートです。

 

田島を警戒したバッテリーはカウントを取りにいく球を避け、見せ球の気持ちで低めにスクリューを投げます。

すると左打席の田島の足元まで曲がり、田島は飛び上がって避けようとしますが、つま先に当たってしまいデッドボール。

 

田島は不本意そうですが、これで一死満塁の大チャンスです。

崎玉は再度タイムをとり、内野陣で集まります。

 

状況は不利ですが、考えようによっては四番、五番を歩かせて封じたとも考えれるため、もう気にしません。

次の六番・栄口は二回にスクイズをしていますが、されたところで崎玉からしたら大歓迎です。

 

なので五点差あることを考慮して、アウトを一つずつ確実にとることを意識し、守備位置も定位置としました。

意気込んで各自戻ると、試合再会。

 

モモカンもスクイズでは追いつけないことを理解しているため、変なプレッシャーをかけずに打つよう指示します。

打席についた栄口は、定位置の守備位置を見て抜け目がないと分析する一方で、やはり外のストレートを狙います。

 

それに対してバッテリーも力でねじ伏せようと球威を意識した外側のストレートを投げます。

すると栄口は初球から思い切りスイングし、打球はセンター前に転がり、ランナー全員が走ります。

 

石浪は内野に戻すよう指示しますが、センターが芝生に足を滑らせ、送球はあらぬ方向に。

その隙に二塁の花井も生還し、これで三点目。

 

しかも一死、一、三塁でまだまだ西浦のチャンスです。

タイムをとって石浪がマウンドに向かうと、市原の息が少し上がっていますがまだ冷静です。

 

石浪も次は安パイだとし、やることは変わらないと冷静です。

そんな中、七番(誌面では六番となっていますが、おそらく間違い)の水谷を迎え、まだスクイズでは追いつけない状況でモモカンがサインを送ります。

 

 

感想

 

高校野球らしく、すぐに形勢逆転する熱い展開になってきました。

ここでもう少し点差を縮められると西浦の勝利が見えてきそうですが、崎玉もプライドがあるのでそう簡単にはいかせてくれないでしょう。

 

まだまだこれからの展開から目が離せません!