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『おおきく振りかぶって 第143回 4市大会 14』ネタバレ感想

おおきく振りかぶって(29) (アフタヌーンKC)

 

前回、七回コールドに王手をかけ、満を持して四番の佐倉を送り出した崎玉。

果たして三橋・阿部バッテリーはこの窮地を脱することはできるのでしょうか。

 

 

 

 

 

第143回『4市大会 14』

 

意気揚々と打席に立つ四番の佐倉。

ここで考えさせようと早速阿部からサインが出ます。

 

珍しく三橋が阿部のサインに首を振り、一度一塁にけん制を入れます。

ネクストバッターの石浪はすぐに阿部の思惑に気が付きますが、そうとは気が付かない佐倉は乗せられて余計なことを考えてしまいます。

 

三橋はもう一度首を振り、それからストレートでストライクをとります。

崎玉ベンチからは迷うなと檄が飛びますが、佐倉は余計に迷ってしまいます。

 

その後も三橋はサインに首を振り、一塁にけん制を入れるふりをします。

そして三橋が投球のモーションに入った瞬間、佐倉はようやく阿部からサインに首を振れというサインが出ていることに気が付きます。

 

しかし、それも間に合わず、一度も振らずに0-2と追い込まれてしまいます。

すると、ベンチの杉田から考えたってムダだから来た球を打てと檄が飛びます。

 

この言い回しには石浪も感心し、佐倉は少し冷静になります。

しかし、阿部はさらに考えさせようと今度はクイックモーションで投げさせ、一球ボールで様子を見ます。

 

佐倉はクイックならもっと早めに対応しなければと再び警戒し、阿部の術中にはまっていきます。

三橋にもう一度首を振らせて、佐倉に球を絞らせません。

 

 

 

しかし、杉田から再び来た球を打つよう檄が飛ばされ、佐倉の意識がボールに集中します。

クイックから放たれた三橋の球をひっかけそうになりますが、グッと上体をこらえて打球はライナー性でライト側へ飛びます。

 

しかし、ファーストの沖がこれをなんとかキャッチし、飛び出したランナーが戻る前に自分で一塁を踏んでダブルプレー。

沖のファインプレーもあり、なんとか七回コールドは免れます。

 

残念がる崎玉に、何度も沖にお礼を言う三橋。

そして、意外にも打った佐倉はこれが勝負だと嬉しそうです。

 

七回の裏の西浦の攻撃は、先ほどファインプレーを見せた沖からです。

一方、石浪は市原の肘を心配しますが、問題はないといい、コールド出来なかった場合はギアを上げていく予定だったようです。

 

沖は監督の指示通り、外のストレートを待った一球目。

これまでよりも球威を増した市原のストレートに手が出ず、ストライクとなります。

 

石浪はベンチの声掛けから沖の気弱な性格を見抜いていて、今度は前の打席で打たれているカーブを外側に要求します。

ストレートを待っていた沖は手が出ず、0-2と追い込まれます。

 

この時点で石浪の中で、西浦全員がストレート狙いの指示を受けている可能性が浮上します。

結局、沖は空振り三振。

 

早速ネクストバッターの巣山にストレートが130キロほどでていて、コントロールも利くことを伝えて送り出します。

巣山は一回二点とるためには自分が塁に出る必要があると気合が入っていますが、石浪は外側のストレートを待っているか確認するために内角にカーブを要求。

 

巣山は上体をのけぞらせ、ストライク。

これで石浪は巣山も外側のストレートを待っていることを確信します。

 

ここで球威の増したストレートを見せておこうとインコースに要求しますが、コントロールを誤って巣山の太ももに当たってしまってデッドボール。

すかさず石浪がタイムをとって市原の元に駆け付けます。

 

四番の花井は今日二打席とも凡退していたため大丈夫だと励まし、球速の維持をお願いしてポジションに戻りますが、なるべく内角を使わないよう心に決める石浪。

一つアウトをとればデッドボールのイメージが薄れるだろうとマスクをかぶる石浪に対し、四番の花井が活き込んで打席に立ちます。

 

一回に二点、材料は揃っている。

花井は、ホームランを狙っているようです。

 

 

感想

 

ピンチをおさえ、反撃に向けて動き出した西浦。

ギアを上げて市原が優勢かとも思われましたが、デッドボールを与えたことでまだまだ付け入る余地はありそうです。

 

まだまだこれからの展開から目が離せません!