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UVERworld『ODD FUTURE』インタビューを読んだ感想

MUSICA(ムジカ) 2018年 05 月号 [雑誌]

 

 

『MUSICA(ムジカ)2018年5月号』はUVERworldが巻頭でした。

ニューシングル『ODD FUTURE』から今後の活動に関してまで濃厚なインタビューが掲載されていましたので、僕の感想を交えて少しご紹介したいと思います。

 

 

 

 

 

TAKUYA∞の単独インタビュー

 

10枚目のアルバムのヒント

 

バンドにとって大きなターニングポイントになった前アルバムの『TYCOON』ですが、その中でも『SHOUT LOVE』が良い意味で今までのUVERworldの幅からハミ出たみたいです。

そういったものをもっと作って10枚目に繋げたいUVERworldのスタートになったのが今回の『ODD FUTURE』及び『PLOT』です。

 

年明けから各メンバーから数多くのオケを渡されたそうですが、何を歌おうか挑戦したいって思うようなオケじゃないとバッサバサ断ったそうです笑

そんな中で克哉さんからもらったオケに新たな可能性を感じ、それが『ODD FUTURE』になりました。

 

インタビューではTAKUYA∞さんが克哉さんの変わったセンス、みんなとは逆を行きたがる天邪鬼ぶりを嬉しそうに語っていたので、それを読むだけでも購入する価値ありです。

 

 

剛と柔

 

バキバキのエレクトロサウンドが満載の『ODD FUTURE』を柔とすれば、カップリングの『PLOT』はまさに剛です。

サウンドとしては従来のUVERworldが得意とするバンドサウンドなのですが、歌詞にTAKUYA∞さんの成長とこだわりが見られました。

 

『SHOUT LOVE』同様、これまでのTAKUYA∞さんらしい歌い方(例えば『CORE PRIDE』)とは違うアプローチをすることで、自分の歌い方の幅を持たせ、『TYCOON』同様、一枚のアルバム、一人のボーカルでも様々な面を見せたいと語っています。

 

 

なりたい自分

 

来年四十歳を迎えるTAKUYA∞さんですが、誰からも相談されるようないいお兄さんではなく、あくまで自由気ままで不良な生き方を目指しているそうです。

もちろん努力すればそういった方向に成長できるかもしれませんが、ファンと接した時にいつかメッキ剥がれてしまうかもしれない。

 

それであれば素直な自分でいようと決めた生き方は、ブレなくてTAKUYA∞さんらしいです。

 

 

CD音源とライブ音源の違い

 

これについて、CD音源は物足りない、やっぱりUVERworldはライブ!というファンの方の声もよく聞きます。

これに関してTAKUYA∞さんは、現時点では、音源とライブは別個に考えているそうです。

 

ライブであれば生楽器のバンドサウンドを骨太に届けるけれど、CDにそのままパッケージしてしまうとUVERworldの音楽としては古く感じてしまう。

だからあえて音源では生バンドを排除し、音数も減らして隙間で勝負するスタイルをとっているそうです。

 

読んでてとても腑に落ちた部分です。

ライブと違い、例えば家で一人音源を聞いている時、なかなかライブのような荒れ狂ったテンションでは聴かないですよね。

 

寝そべりながら、歌詞を見ながらじっくり聞いたりしますよね。

そういう状態だからこそ冷静に聞ける部分があり、それがCD音源の良さだと感じました。

 

ライブにも行かれる方は、今度からこの違いを意識しながら聞くと、もっとUVERworldの音楽を楽しめるかもしれません。

 

 

 

克哉&彰のギタリストへのインタビュー

 

アイディアとアレンジ

 

今回の作品では克哉さんのアイディア、そして彰さんのアレンジが光っています。

いつも思うのですが、彰さんって本当に真面目な方ですよね。

 

同じギタリストだからこそ共感できる部分も多く、しかし性格・趣味趣向が違うからこそ同じものを違う角度で見ることができる。

克哉さんの出したアイディアに対して、遠慮なくパズルのように色々なものを切り貼りする彰さん。

 

自分の子供には思い切ったことはできないけれど、他人の子供には『坊主にしたら?』と簡単に言えるという例えが、個人的にとても分かりやすくツボでした。

 

 

消化しきれない進化の方向性

 

『TYCOON』で生楽器以外の音が特に増えましたが、彰さんは未だに違和感を感じているようです。

『TYCOON』はツアーを通じてUVERworldの音楽だと実感して安心したそうですが、『ODD FUTURE』などはこれからライブで披露していく曲ですからね。

 

しばらくは不安もありながらライブに臨まれるのかもしれません。

しかし、先日yokohama Bay hallで行われたライブでは『ODD FUTURE』も『PLOT』も演奏され、かなりの出来だったとTAKUYA∞さんがブログで語っていたので、心配はいらなさそうですね。

 

今年はようやくライブに参戦できますので、今から楽しみです。

 

 

新しい刺激は何でも取り入れる

 

これはTAKUYA∞さんも言ってしましたが、とにかく新しい刺激を取り入れることに前向きだと感じました。

現にTAKUYA∞さんと彰さんはアメリカに渡り、新しい刺激を受けて、すでに制作に取り組んでいるそうです。

 

もちろん受けた影響全てを作品に落とし込めばごちゃごちゃしたものになってしまうので加減が難しいと思いますが、これだけの絶対的地位を築いたにもかかわらず、誰よりも貪欲に新しい音楽を追求する姿勢は、音楽関係なく人間として見習いたいと心から思いました。

 

 

最後に

 

いかがでしたでしょうか。

これからのUVERworldへの期待感、そして絶対に前よりも進化していると確信できるような自信に満ちたインタビューでした。

 

ここに書いた内容はほんの数十分の一ですので、ぜひ購入して読んでみてください。

あと今年のツアーの予定も発表されましたので、ぜひライブに行って生で彼らの音楽を体験してみてください。

 

MUSICA(ムジカ) 2018年 05 月号 [雑誌]

MUSICA(ムジカ) 2018年 05 月号 [雑誌]

 

 

新曲の解説はこちら。

www.hyakuhon.com